初めて裁判を傍聴した話

紙鶴です。初めて裁判を傍聴しました。思ったより面白かったし、1度は経験しておいて損はないと思います。無料且つ予約不要ですし。そんな感じです。それでは。

 

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下調べ

「裁判 傍聴 初めて」とかで検索かけていろいろ見てました。行く当日の2時に(14時ではない)。そこで得られた情報は以下。

  • 裁判は平日の10時から16時頃までやってる(内、12時から13時は昼休憩)
  • どんな裁判がやってるかは行かないとわからない
  • 途中入退室可能
  • 写真撮影は禁止(メモ書きはOK)
  • 服装は自由
  • 予約とか入場料とかはない
  • 初めての場合は刑事事件”判決””新件”がおすすめ

こんな感じ。

 

裁判傍聴日の1日

到着から傍聴まで

9:30頃に横浜地方裁判所(以下、横浜地裁)に到着。館内に入るときに持ち物検査をしました。飛行機乗るときの持ち物検査みたいな感じ。その際、筆箱の中にハサミ入っててそれに機械が反応してしまいました。ハサミだけ入り口付近のロッカーに入れられ、それから入館。ばいばい、ハサミ。

入ってすぐの壁に事件案内の掲示板がありました。ここに今日行われる裁判の時間割みたいなのが掲示されていました。ちょっと大学みたい。その中から「刑事事件”判決””新件”」をピックアップしていき時間割を作成。新件2つ、判決1つの計3つを午前中に見ることにしました。見た感じ、判決は10分~30分、新件は30~60分くらいの印象でした。……大学の講義より短いけどこれ本当に終わるの?

裁判開始15分前に裁判が行われる部屋に着いたけど鍵がかかっていて入れず。5分ほど時間を潰した後、入室し、席に座る。大体が40代以上のおじさんだった。1人だけ自分より年下っぽい女の子いたけど社会科見学か大学生か……ってところ。服装も半数はスーツだけどもう半分は普通の私服だった(自分はパーカー)。うろうろ周りを見渡していると裁判長が入って来て、起立、礼。裁判の始まり始まり。

 

刑事事件:判決

予定表通り、マジで10分だった……。裁判の流れとしては
「判決結果」→「どんなことをやって捕まったのか」→「判決結果に至った理由」
みたいな感じでした。まとめブログ読んでる感じ。結構簡潔でわかりやすかった印象。サクッと聴けるので時間ないときにいいかも。

 

刑事事件:新件

新件は「初回の裁判」のことらしいです。事件の説明から被告人への質問、弁護士と検察からどんな判決結果が妥当か、みたいなことが話し合われます。ところどころ、よくわからない用語が出てきたけど内容は理解できる感じでした。

 

その他感想

・部屋の前にも予定表があった
予定は1階にしかないからちゃんとメモっておかないと何往復もするはめになるって書いてある記事多かったけどあれは東京地裁の話?

・部屋に入る前に部屋番号とやる裁判は確認する
部屋に入ってしまうと部屋番号がわからない。部屋番号間違えると裁判始まってから慌てて出ることになるぞ!(経験談

・弁護士と検察の机の上に六法全書が置いてあった
2020年版の六法の表紙、めちゃ格好良か~~~。

・傍聴席に被告人の親族が普通にいる

・被告人が縄に繋がれて入ってくるの初めて見たときは緊張した
傍聴席との距離、結構近いしね……。

・予想以上に淡々と裁判は進む
そりゃ時間内に終わるよね。

・人名が何人も出てくると頭こんがらがってくる

・裁判の流れを事前に調べておくと吉
1パターンで進んでいくので何回か聴いてるとなんとなくわかってくるんですけど事前に知っておくとよりわかりやすいかなと。

naganuma-law.com

 

 

思ったより裁判傍聴面白くて午前だけのつもりが午後にも1件聴いてきちゃいました。なんで犯罪を犯したのかなんて聴く機会普通ないしね。自分の知らないところでいろんなことが起こっているんだね……これが†現実† -リアル-……。

どこまで書いていいのかわからんのでブログに書くのは今回が最初で最後だろうけど裁判傍聴はまた行きたいな。そんな感じです。それでは。

 

余談。

今回傍聴したのは窃盗、詐欺、暴行、覚醒剤取締法違反です。今日やってた裁判では覚醒剤が1番多かった印象。