2023年8月に見た映画の感想
紙鶴です。表題通り。順番は見た時系列順。以下ネタバレ含みます。悪しからず。
採点基準
★★★★★:何回見ても飽きないくらいおもしろい
★★★★☆:人におすすめするくらいおもしろい
★★★☆☆:普通におもしろい
★★☆☆☆:自分には合わなかった
★☆☆☆☆:つまらない
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- 【★★★☆☆】ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー (吹替)
- 【★★☆☆☆】君たちはどう生きるか
- 【★★★★★】特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~
- 【★★☆☆☆】カールじいさんの空飛ぶ家 (吹替)
- 【★★★☆☆】ライダーズ・オブ・ジャスティス (吹替)
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【★★★☆☆】ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー (吹替)
同名ゲームのアニメ映画。
エンタメ純度100%、常にフルスロットルの作品でした。展開のスピード感がそれを物語っててすごかった……(すごすぎてついていくので疲れた)。欲を言えばもう少し間を作って余韻を持たせて欲しかったけど、このコンテンツ飽和時代の映画としてはこれはこれで正解なんだろうなと思ったり……。
とは言いつつもかなり楽しく見れました。全然マリオ作品をプレイしていない身でも肌感覚でわかるくらいのネタテンコ盛りで、終わった後感想記事いろいろ読んじゃった。冒頭の工事現場を通り抜ける横スクロール調のシーンだけであそこまで魅了されるんだもん。マリオ様様です。
聞き馴染みあるBGMの良アレンジも多くてよかったー。本家本元の良さを活かしつつ、映画音響にマッチしてて最高でした。
老若男女問わず難しい考察抜きの純粋な感想戦ができるくらい作り込まれた良作です。次作のルイージには掃除機持たせて戦わせてくれ~~~。
【★★☆☆☆】君たちはどう生きるか
ジブリ新作。カヘッ。
宮崎監督自身の来歴やこれまでのジブリ作品が足枷になってちゃんと作品と向き合えなかった気がする。思想が強くてよくわからんかったです。もう何回か見ないとわからんのに、それをすると宣伝を全くしていない制作側の戦略にまんまと嵌っている気がして嫌気がさす。宣伝されていないからまっさらな気持ちで作品を見れるかと思ったら大間違いでした。作品外のノイズが多すぎる。時間を置いたらちゃんと見れるようになるのだろうか。
【★★★★★】特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~
2回視聴。ありがとう、響け!ユーフォニアム。
『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』感想と記録 - 紙鶴物置
【★★☆☆☆】カールじいさんの空飛ぶ家 (吹替)
カールじいさんが憧れの秘境を目指して冒険する話。
冒頭の奥さんとの死別まではすごい良かったのに、それ以降のご都合主義がすごくてだんだん集中力が続かなくなった。全体的にキャラクターの魅力がそんなになかったかなと……。チャールズ・マンツの扱いも酷すぎて悲しかったな……。
【★★★☆☆】ライダーズ・オブ・ジャスティス (吹替)
列車の爆発事故をきっかけに学者と軍人が復讐に動く話。
巡り合わせと選択の話だったなと。人生は選択の連続で、その選択や出来事には理由がありそうで実は全て偶然でしかないみたいな。終盤のオットーがマークスの娘マチルデに語り掛けるシーンはめちゃ良かったな。
ストーリー構成も結構好みでした。自転車に始まり、自転車に終わる。ただ、設定はちょっと雑な気がしてしまうところもちらほら。あんだけ派手に殺し回ってたのに警察も特に出てこず、特になんもなかったしね……。
出演陣の中では断トツにグスタフ・リンドさんが良かった。キャラクターの質感と顔立ちが絶妙。髭面マッツ・ミケルセンはこれはこれでいいんだけど個人的にはアナザーラウンドの方が好き。