2023年5月に見た映画の感想

紙鶴です。表題通り。順番は見た時系列順。以下ネタバレ含みます。悪しからず。

 

採点基準

★★★★★:何回見ても飽きないくらいおもしろい
★★★★☆:人におすすめするくらいおもしろい
★★★☆☆:普通におもしろい
★★☆☆☆:自分には合わなかった
★☆☆☆☆:つまらない

 

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【★★★★☆】TENET (吹替)

wwws.warnerbros.co.jp

時間逆行を駆使し、第3次世界大戦を阻止する話。

クリストファー・ノーラン監督の手腕が凄まじい。内容の5割も理解していないと思うけど、それでもこれだけの面白さを叩き出してくるんだからもう感服です。アクションシーンの見応えはもちろん、なによりストーリーの内容と展開が素晴らしかったです。あそこまで複雑な内容をここまでわかりやすくするストーリー構築力よ。2回見てなんぼの作品だとは思うけど自分の脳のリソースが耐えられる気がしない……。

 

【★★★☆☆】名探偵コナン 天国へのカウントダウン

eiga.com

名探偵コナン」の劇場版5作目。ビルで犯人捜したり脱出したりする話。

灰原と歩美ちゃんの女児二人の可愛さが爆発してた回。今回ばかりは蘭ねーちゃんの出る幕なしといったところでした。例のバンジーはさすがに笑ってしまった。胴体真っ二つ案件だろ……。

 

【★★☆☆☆】ニセコイ

www.tbs.co.jp

同名漫画の実写映画。

作品に対する思い入れの差もあるんだろうけど、同じ河合勇人監督作品である『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』よりは楽しめました。池間夏海さん(小咲役)やっぱかわいいわ。ドラマ版の『放課後ていぼう日誌』にも出演するみたいだし、いい意味で漫画原作の実写作品で売れていってほしい。

柏木渚役の池間夏海さんがハマっていたところ

2022年下半期に見た映画の感想 - 紙鶴物置

 

あとクロード役のDAIGOがハマりすぎ。もうお前が主役だよ。三編みDAIGOは爆笑した。

あとは挿入歌の使い方がやかましかったり、芝居と演出の大げさっぽりが寒すぎたり、テロップがバラエティー番組のそれでクソダサかったり、まぁある意味安定のクオリティでした。実写作品のコスプレAV見てる感どうにかならんかな……。

 

【★☆☆☆☆】100日間生きたワニ

100wani-movie.com

通称『100ワニ』のアニメ映画。

久々に「アニメーション」について考えるいいきっかけになったなと。漫画と違って、アニメって絵が動いて、声や音楽がついて、全然別ものなんですよね~って。

正直かなりきつかったです。個人的には会話の間が特に。漫画連載時の「ちゃんと100日間かけてワニたちを見守ってきた現実体験」と「100日間のワニたちの生活を30分弱にまとめられた映画体験」では大きな差がありすぎた。後者の感動のなさよ。虚無。

前半だけでもう内容の薄さと蘇ってくる連載後のあのメディア展開の不快感からかなりしんどかったのに後半で追い打ちをかけるかのように新登場してくる畜生カエルでもうダメでした。まだカレールー入れれば食べられた闇鍋に間違えて下水を投入された気分。こいつのせいでワニくんのこれまでが踏みにじられた感覚に襲われました。ある意味ここまでの蛇足を追加できたのはすごいなと思いました。記憶に残る。