『冴えない彼女の育てかた12』を読みました。

紙鶴です。丸戸史明 著の『冴えない彼女の育てかた12』(富士見ファンタジア文庫)を読みました。

 悩みに悩みぬいたメインシナリオ『叶巡璃ルート』に解決の糸口を見つけ、一番の功労者で「blessing software」のメインヒロイン担当の加藤恵と誕生日デートの約束をした俺だったが…。「悪い、実はそっち行けない」『…』「聞こえてるよね~?俺の言ったこと、認識してるよね~?」あろうことかデート当日にドタキャンし、向かった場所は―病室だった。そこでとある人物から聞かされた話を受け、俺は大きな決断をすることに。そしてその結果―『わたし、やっぱり、あなたの、メインヒロインに、なれないよ』一気にメインヒロインの攻略難易度は跳ね上がってしまい!

「BOOK」データベースより

 

 

フィールズクロニクルの制作へ介入する倫也、英梨々と恵の仲直り、倫也の告白。

 

 

 

正直内容に集中できないところが多々あった。劇場版を見終わった後だからある程度の展開がわかっちゃってるからなんだろうなーと。劇場版の構成のうまさを再認識した。はやく劇場版Blu-ray発売してくれ。

 

原作と劇場版、どちらがいいとかそういう問題じゃなくて、お互いがお互いを補完しあっている感じ。むしろパラレルワールドを楽しむ感覚に近いのかもしれない。

 

劇場版での告白を見た後だから本巻最後の告白が薄味で味気なく感じてしまった。……これ、ここで味気ない分、最終巻で感情ぐちゃぐちゃになるやつ?

 


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