『ふたりの距離の概算』を読みました。

紙鶴です。米澤 穂信 著の『ふたりの距離の概算』(角川文庫)を読みました。

ふたりの距離の概算 (角川文庫)

ふたりの距離の概算 (角川文庫)

 

 春を迎え高校2年生となった奉太郎たちの“古典部”に新入生・大日向友子が仮入部する。千反田えるたちともすぐに馴染んだ大日向だが、ある日、謎の言葉を残し、入部はしないと告げる。部室での千反田との会話が原因のようだが、奉太郎は納得できない。あいつは他人を傷つけるような性格ではない―。奉太郎は、入部締め切り日に開催されたマラソン大会を走りながら、心変わりの真相を推理する!“古典部”シリーズ第5弾。

「BOOK」データベースより

 

時間軸を遡りながらヒントを探し、問題を推理する、今までとはちょっと違ったストーリー進行で新鮮でした。アニメでは描かれなかったストーリーでもあったのでオチがわからないまま話が進むわくわく感がありました。……いいよね、ドキドキわくわく。

本書で一番好きだったところは終盤での折木と千反田の会話部分。P223。少なからず折木は千反田のことを見ていた、意識していたことがちゃんと裏付けられたように感じました。省エネ主義且つ里志曰く「普段は他人の事情なんかどうでもいい」と思っている折木もここまでするようになったなと。お前ってやつは……。

結末としてはあまりすっきりする終わり方ではないように感じましたが、高校生の下す結論としては納得のいくものだったかなと。人間ですもの。

おもしろかったです。

 

(大日向友子はCV:Lynnさんかな……次点で佐倉綾音さん)

 

 

 

以下、後書きで紹介されてたやつ。

・『A型の女』

A型の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

A型の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

 

・『死のロングウォーク

バックマン・ブックス〈4〉死のロングウォーク (扶桑社ミステリー)

バックマン・ブックス〈4〉死のロングウォーク (扶桑社ミステリー)