『世界を変えた10冊の本』を読みました。
紙鶴です。池上 彰 著の『世界を変えた10冊の本』(文春文庫)を読みました。
『聖書』の基礎を知ることでみえる歴史の流れとは?革命の原動力となった『資本論』の理論とは?『コーラン』『種の起源』『アンネの日記』からケインズ、フリードマンの経済書まで、世界史に大きな影響を与えた10冊を池上彰が厳選、その内容と歴史的意義を解き明かす。現在の国際問題や思想の源泉がわかる、現代人、必読の教養書。
「BOOK」データベースより
引っ越しやら就職やらで読み終わるのにだいぶ時間がかかってしまいました。本書自体は300ページもなく、内容も短編小説を読んでいるかのように読みやすかったです。「本」が政治や経済、歴史を動かす力を持つものであることがよくわかりました。
本書では『アンネの日記』、『聖書』、『コーラン』、『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』、『資本論』、『イスラーム原理主義の「道しるべ」』、『沈黙の春』、『種の起源』、『雇用、利子および貨幣の一般理論』、『資本主義と自由』の10冊が紹介されています。『沈黙の春』以外は読んだことがない、もしくは聞いたこともない書籍ばかりでしたが、わかりやすい言葉で説明されていてすらすら読めました。週刊こどもニュースを思い出してしまった。中高と社会科が苦手だったが、改めて(教養として)学ぶとおもしろいものばかりだった。サブカルコンテンツも宗教関連の言葉やモチーフも多いし知ってるに越したことはない。
「最低1月1冊ペースで本読む」目標を達成すべく、時間を見つけて本を読んでいきたい……。